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説得力のある殺陣を目指して

さぁさぁお立ち合い。

お初にお目にかかります、ってまだ見てねーよ!!

なんて野暮なツッコミは
およしになってティチャー。


初めまして、田中精と書いてすぐると言います。
今回、初めてプロペラサーカスさんに参加させていただきます。

以後お見知りおきを。

さてさて、今日の稽古は主に時代物の見処の一つである“殺陣”にじっくりと取り組みました。

もちろんそういうスキルアップを目指していくのもありますが
僕は一番大切なのは芝居の中での立ち回りであるべきだと思います。

刀で交わす一手一手は
セリフのやり取りと何ら変わらない訳で
そうでなければ、只の振りでしかない訳で
それが見たければもっとテクニカルに上手いアクションチームを見に行けば良い訳で

それでも僕らの作るお芝居の中で組み込まれる立ち回りをやるからには
それだけの意味と
結果そこで行われる攻防の関係性(誰が強いとかどういう戦い方をするのか等々)
を見せていかなくてはいけない。

上手い下手だけでは魅せられない

“刀に芝居をのせる”


かつて、アメリカW杯予選でカズがゴールを決めた時のコメントにあった
「足に魂を込めて蹴りました」

それにも似た想いで刀を振れる様に
邁進するのみなのであります。


今はまだまだな僕らですが
その成長の結果を
サラリと舞台上で披露したいと思いますぜ。

時間は有るようでいくらあっても足りない物。
一回一回を無駄にせず
ほんのちょっとでも前に進めるような稽古をしていきたいと
思いMAX!!

すぐる