仕事場の近くのラーメン屋さんでラーメンを食べることにした。
前に行った時に、ラーメンを頼んだら「次回、お使い下さい」って渡された餃子無料券を持っていたから。
食券を購入して、ラーメンを注文。
持っていた餃子無料券を僕が差し出す。
新しい餃子無料券を店員から渡される。
「僕らの関係はエンドレスなわけね」
心の中でそっと呟く。
¥200の餃子。
5個の餃子。
なんか得した気分。
お店の戦略に飲み込まれた健全なお客さんの僕。
しかしその戦略に真っ向から立ち向かうわんぱく者が一人。
「これって今使えないのかしら」と力強く奥さん。
「駄目だろう」
と弱気な旦那さん。
「聞いてみよ」
とお構いなしに奥さん。
「あの…」
と奥さんが言葉を発した瞬間。
「次回お使い下さい」
と店員の声が響いた。
わんぱく宣言「今なら『もう1つ』サービスの、『もう1つ』の方を下さい。」